ブレイバーンの9話をやっと観たんですが……。
この回の放送直後にトランスフォーマーつながりの人らがめちゃくちゃガッカリしていて、何があったんだよと思っていたら、こういう理由でしたのね。
「実はもともと人間でした」という話については、まぁ有り得たな、って感じですけど、ブレイバーンはずっとわけのわからない奴でいてほしかった……という意味で残念がってます。そもそも彼に人格が存在しなかったことに対する喪失感みたいな。言うなれば、そう、euphoriaの途中で出てくる金髪マスクが先生だって発覚したときぐらいの残念さ。わかりにくいたとえだ……。
確かに考えてみれば、スミスは昔のヒーローものが好きで自分もヒーローになりたがってて、ブレイバーンはまさにそういうヒーローそのものだし似たような振る舞いもしていたし、伏線はありましたね。
私は「ずっとヒーローになりたかった(けどなれなかった、選ばれなかった)」という点でスミスはどっかで悪堕ちするのでは?みたいなことを考えていたのでそっちは思いつきもしませんでした。
トランスフォーマーのG1観ながらこいつらが元有機生命体であることを疑っていたぐらいなのになぜ気が付かなかったのだろうか。
ブレイバーン側のことは未来あるいは過去から来たんだろうなぐらいの認識でいました。曖昧。
ただ、ブレイバーンはスミスでした!っていう話には違和感があって、「ブレイバーン=スミス」の構図を念頭に置いて今までの話を振り返ると、アホすぎでは?という場面がいくつか浮かびます。
例えば一番最初にブレイバーンがイサミの話しかしなかったせいでイサミは敵との関与を疑われて拷問されるはめになってるんですけど、スミスにそれがわからないとは思えないし。
ハワイでアプローチはしてたもののあそこまでイサミLOVEになってんのも変だし。
仮にスミスの意識の流れを1話から8話→死んでブレイバーンになる→1話からブレイバーンとして振る舞い続けて今回の話に至る、って解釈すると、ブレイバーンになって以降はスミスの死まで起きることがわかってる状態のはずなのでもっとやりようがある感じがするんですよね。別行動も多かったから断定はできませんが。少なくとも「1話のブレイバーン=8話(未来)からきたスミス」っていう単純な話ではない気がします。
そもそも、今までずっと一緒に戦ってきたじゃないか……!みたいな言い回しからしてスミス目線で世界がループしてる感じはしないですね。ブレイバーンとしての記憶が急に降って湧いてきた感じ。スミスがもともとは存在したブレイバーンの意識を乗っ取ったような雰囲気もある……?
あるいは若干ややこしい話で、あれは"ブレイバーン"であってもう"スミス"ではない、とか。奇跡が彼を正義のヒーローとして生まれ変わらせただけで、スミスとしての意識が残ってるわけじゃないみたいな?スカイワープがサイクロナスになったみたいな話?つらいたとえだ……。しかしそれだと合体の演出にスミスの顔が組み込まれてるのが気になります。
勢いでごちゃごちゃ書きましたが、10話もまだ観れていないのでなんとも言えません(Dアニメストア組)。何はともあれ最後まで完走させてもらいます。面白いんで。へっへっへ。
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